司法書士の加陽麻里布です。
本日はトピックな話題としてコロナウイルスの影響について述べてみたいと思います。
様々なところに影響が出ているコロナウイルス3月9日には日経平均もついに20,000円割れということで影響が大きくなってきていますね。また、その後NYダウは史上最大の2013ドルの下げということで影響が心配です。
現実にも飲食業界、旅行業、運輸業、レジャー関係など幅広い業界において影響が出ていますね。
何より、街に人が少なくなっており、消費も大幅に落ち込んでいるように思います。先日から、中国及び韓国からの入国者に対して2週間の外出禁止要請もあり、いよいよインバウンドも全滅という感じになってきました。
では、司法書士の業界への影響はどうでしょうか?
今のところ、司法書士で感染者が出たという話は聞いておりませんので、その点は良かったと思います。
司法書士業界には直接的な影響はないものの、会社関係の登記や不動産登記についても場合によっては会議が延期されるなどで登記の作業が延期になる、もしくは予定が立たなくなるとう状況も出てきています。
また、3月は決算の関係で、不動産が最も動く時期であります。こちらも、色々な意思決定の遅れや、景気の悪化により、決済ができないということがあるかもしれません。
一方で、これは悪いニュースですが、倒産が増えているというニュースがありました。帝国データバンクでは1月に1000万円以上の倒産は713件で増加傾向です。
2月はコロナウイルスの影響も甚大になりますので、倒産件数が増えてくると思います。倒産することで、不動産が動くなど周辺の登記が増えてくるかもしれません。
なお、倒産した場合も登記が必要ですが、こちらは裁判所の職権により、法務局へ委嘱されます。
いずれにしても、一日も早い収束を願うばかりです。
健康第一で頑張りましょう。
司法書士 加陽麻里布