司法書士の加陽麻里布です。
資格の状況は時代時代で微妙に変わってきますよね。
今回は、わたしの肌感覚で主要な資格の現状をお話しをできればと思います。
これから資格を目指す人は何が良いかじっくり考えてほしいですね。
①司法書士・・・ここ数年業界としては大きな変化はないように思います。過払い金など新しい分野も一服した感じでしょうか。やはり独立志向の資格ということで稼げる人と、稼げない人がますます二極化していくように思います。
②弁護士・・・むかしはものすごく稼げたのはご存知の通りですが、ここ10年でもっとも収入が下がった職業にランクされます。人数の調整などで下げ止まりは終わった感じでしょうか。活躍の分野も広がっており、今後、上昇に転じる可能性はありますね。
③公認会計士・・・働き方改革で、大手事務所のホワイト化で人手不足です。そのため、収入は急上昇中と言います。
④税理士・・・記帳代行は税理士以外の一般企業とも競争激化で低価格。一方で、価格を下げない事務所も多く、クライアントのステージやニーズに合わせてサービスラインが多様化?
⑤社労士・・・労務問題、給与計算などがありましたが、コンプラ意識の増加でニーズも上がっています。IPOでの労務DDもあらたな分野か。
⑥行政書士・・・コロナ禍で受験者が大幅増加。今後競争が高まる予感。ドローンなどの新分野もあり、事務所の特徴を出せるかどうかがカギ。