続々導入のバーチャルオンリー株主総会とは?
司法書士の加陽麻里布です。
みなさんは株主総会というとどういうイメージを思い浮かべますでしょうか?
一昔前ですと「総会屋」なんて方々もおりましたね。
企業の最高意思決定機関でさまざまな重要事項を審議する株主総会がコロナを契機に大きく変わりつつあります。
そもそも、株主との対話は非常に重要とされておりましたが、コロナ禍では出席を控えてくれ、質問は手短になど真逆になりました。
なかにはオンラインで役員が参加して株主総会をやる会社も出てきました。
そのような背景の中、会社法の特例として場所の定めのない株主総会(バーチャルオンリー株主総会)を開催することが可能になり、実際に、定款変更する会社が現れています。
コスト面でもかなりの節約になると思われますが、いろいろと実務上の課題はありそうです。
本当に発言している株主はその人なのか?(リアルでもこの問題が解決されるわけではないですが)
オンラインだと質問が多くなり、終わらなくなる?など・・・
ただ、バーチャルオンリー株主総会は今後試行錯誤を経て最終的には主流になっていくような気がします。
本日もお読みいただきありがとうございました。
あさなぎコンサルティング
加陽麻里布