司法書士の加陽まりのです。
今回は商業登記の受注方法について書いていきたいと思います。
受験生のみなさんは受験勉強で日々大変と思いますが、独立後にどうやって仕事を獲得していくのかということのイメージは司法書士になる上で非常に重要ですので、息抜きに見ていただければ嬉しいです。
司法書士の業務は不動産登記、商業登記に大きく分かれると思います。
不動産登記については金融機関や不動産屋さんの紹介ということが言えると思います。
今回は商業登記。すなわち、会社関係の登記です。会社を設立してください、役員を変更してくださいなどなど・・・
この様な登記の案件はどうやって獲得するのでしょうか？いくつかのパターンに分けて説明していきたいと思います。
１．紹介
①関連士業からの紹介・・・税理士、社労士、行政書士などからのご紹介。司法書士と違い、税理士や社労士は特に企業と顧問契約をしている場合が多いです。そのため、企業により深く入り込んでいると言えます。日常の業務で企業から「司法書士さんを紹介してくれ」と頼まれることも多いと思います。司法書士にとっては他士業の方は大変ありがたい存在になります。士業ネットワークの構築は独立には非常に有益です。また、士業ネットワークは単に仕事の紹介を越えて、知識の吸収にも非常に役立つと言えます。
②経営者からの紹介・・・経営者同士つながっていることは多いです。特にベンチャー起業家の交友関係は幅広く、そのネットワークには入り込めば次から次に設立登記が依頼されることもあるかもしれません！
２．広告
現在はIT社会。会社を設立する時に、インターネットで司法書士を探すということは非常に多いです。そのため、設立に特化したホームページを作っている司法書士事務所もあるほどです。また、私の場合はYoutuber等の活動もありますので、それを見てホームページに依頼が来るケースが非常に多いです。
３．直接営業・・・交流会や飲み会などで知り合った人から直接仕事をもらう。
４．同業者からの紹介・・・司法書士会の会務や交流会で知り合った司法書士や同期の司法書士などからの紹介。忙しくてできない場合などに紹介されるケースが多いと思います。ちなみに、商業登記ではないですが、不動産登記は繁忙期には司法書士が足りなくなりますので、同業者からの紹介は非常に増えます。
以上、簡単にまとめてみました。
また、実務の小話なども上げていきたいと思います。
あさなぎ司法書士事務所
司法書士 加陽麻里布
595# 【会社設立】司法書士商業登記の受注方法【役員変更】
