司法書士の加陽麻里布です。
女優のエマワトソンさんがグッチやイブサンローランなどで有名なケリングの取締役に就任するというニュースが飛び込んできました。
エマワトソンさんはハリーポッターのハーマイオニー役で一躍有名になりました。
その後も、その才能を生かして女優として大活躍されています。
女優業の傍らで大学を卒業したり、セクハラ撲滅活動に参加するなどの活躍もされていました。
この様な女優さんと企業の取締役となるとあまり関連性が無いように感じますが、一体とういうことでしょうか?
取締役には役員会に出席し、色々な視点から意見を物申すことが必要です。会社が間違った方向に進みそうなことがあればそれを正すのも取締役の責任といえます。
エマワトソンさんのように女優業をやっていひとは、役を通じることで、色々な環境を感じることができるでしょうし、実社会にも広い人脈があることと推察されます。
この様な経験を生かして、取締役会で闊達な意見を言って企業を良い方向に導いてくれる手腕が期待されますね。
勿論、若い女性という事でファッションブランドの利用者の視点からの意見も大きいと思われます。
日本の企業では女優さんが取締役になるという話はなかなか聞きません。
SBIホールディングスではアナウンサーの久保純子さんや竹内香苗さんが取締役についていますし、第一興商では元プロ野球選手の古田敦也さんが取締役についています。
企業の取締役と言えば、弁護士、会計士のような専門家や、学者さん、元官僚の人などが多く就任していますが、幅広い分野から人材が投入されると面白い企業がたくさん誕生しそうですね。
今後のエマワトソンさんの活躍に期待です!
あさなぎ司法書士事務所
かようまりの