司法書士の加陽麻里布です。
2020年3月決算の株主総会がまさに今週集中的に行われており、各駅の出口にも株主総会の看板を掲げたスタッフの姿も目立ってきましたね。
今年の株主総会は継続会や延期など色々な論点がありました。
その様な中でもスケジュール通りに行っている会社が多いようです。
その一つのソフトバンクですが、なんと今回は全役員が出席しないという異例の取り組みでした。
その目的は勿論、コロナ禍の三蜜を避けるという事です。役員も来ないとなれば参加する株主も当然減ってくるでしょう。
ソフトバンクの場合はインターネットで総会を中継していましたので、多くの株主がネットを通じて総会の様子を見れたことになります。
また、質問についても会場では受け付けられず、事前にネットでの登録が必要でした。
コーポレートガバナンスコードにある株主との対話の観点からは本当にそれでよいのかは疑問が残りますが、国のガイドラインや、緊急事態下の異例の対応といったことでしょうか。
おそらく来年は通常に戻ってくれると思いますので、今回の異例の経験は非常に勉強になりました。
あさなぎ司法書士事務所
カヨウマリノ