司法書士の加陽麻里布です。
河野太郎さんが行革担当大臣になり、ハンコに関するコメントが増えましたね。じつは、ビジネスの世界でも同様です。最近、「クラウドサインでも契約は良いですか?」と聞かれることが増えてきました。
クラウドサインは弁護士ドットコムが運営する電子契約サービスで電子契約書の80%を占めているようです。電子契約にすると印紙がかからないなどのメリットもありますね。
兎に角、ハンコを使う回数がどんどん減ってくると思います。
これに対して、はんこ業界は大反対をしています。
はんこ議連も存在しており、政界にも一定の力がありそうです。
では、ハンコは無くなっていくのでしょうか?
司法書士としては会社設立のたびにハンコを作ります。代表印、銀行員、各印の3点セットですね。会社を設立する人がこれらのハンコを作らなくなるか?と言えば電子契約が増えても、これらのハンコの作成は当面行われると思います。
個人がハンコを一つも持たなくなるか?といえば、そんなこともないと思います。
はんこを押す回数は大幅に減るとは思いますが、ハンコの作成は一定程度行われるのではないかという感じがします。
いずれにしても、ハンコ事態に罪はないのですが、コロナ禍でハンコが一気に悪になってしまい・・・少し同情してしまいます。
youtubeでもすこし、取り上げていますので、是非ご覧ください。
744# 【日本の悪習】印鑑のために出社って…印鑑文化滅びるべき!司法書士の叫び1
863# 革命か?クラウドサインについて司法書士が解説?問題点は?
あさなぎ司法書士事務所
かようまりの