司法書士の加陽麻里布です。
吉野家の常務の方が生娘をジャブ漬け?というかなり過激な発言をされて解任されたようですね。
報道後すぐに解任ということで非常に素早い対応かと思います。
牛丼を食べていただくお客様をしゃぶ漬けにするとは言語道断ですね。
さっそく吉野家のIRも出ております。
ちなみに、社長は30%3か月の減給ということでとんだとばっちりでしょうか・・・
さて、司法書士目線では役員の解任という言葉が気になりました。
役員は株主総会で任命されますので、解任も株主総会で行われます。今回はIRを見ますと親会社の取締役会で解任されたとなっております。
では、株主総会は行われたのでしょうか?
吉野家は吉野家ホールディングスの100%子会社ですので、いわゆる一人株主ということになります。
株主全員の同意があれば株主総会の招集手続きは省略できますし、一人株主の場合は議事録だけ残せばよいということになります。
おそらく、そのような手続きが取られたのだと思います。
今回の不適切発言があった常務さんがHDの役員だった場合はおそらく一身上の都合で辞任となったのではないでしょうか。
ニュースをみながらそのようなことを思い浮かべてみました。