司法書士の加陽麻里布です。
M&Aという言葉はみなさん聞いたことはあると思います。
M&AはMergers(合併)and Acquisitions(買収)の略称で、企業結合の総称をいいます。
M&Aは大企業のクロスボーダー案件から、ベンチャー企業のイグジットまで様々なものが行われています。
司法書士はM&Aの各フェーズでどの様にかかわっているのでしょうか?
まず、組織再編が行われると、様々な影響があります。役員の変更、機関の変更などです。特に上場会社に買収された場合は上場会社の子会社となるため、非上場の会社よりも高度なコーポレートガバナンスが求められることがあります。
その場合は、それに合わせて、定款の変更、機関の変更、選任、登記が必要となってきます。
次に、合併や分割自体の登記があります。この点はスケジュールを慎重に検討する必要になります。債権者に通知や官報への手配を司法書士がお手伝いすることもあります。
官報の場合はすぐに出せるわけではないので注意が必要です。
また、合併に際して不動産の名義が変更になることもありますので、その場合は司法書士が登場します。
M&Aの件数はどんどん増えております。
M&Aに絡む登記の相談もあさなぎ司法書士事務所へお気軽にお問い合わせください!
司法書士 加陽麻里布