司法書士の加陽麻里布です。
商業登記の代表例である、会社設立。皆さんが会社を作りたいと思たっときに誰に頼むでしょうか?
試しに「会社設立」で検索してみました。上位4つの広告の内容は以下でした。
1、税理士法人
2、freeeさん
3、税理士法人
4、会計事務所
ということで、司法書士はありませんでした。
少し、法律を勉強したことがある人でしたら、会社設立は司法書士にお願いするという知識はあるかもしれません。
しかし、この検索結果をみると、何も知識がない人ですと税理士さんにお願いするのでは?と思ってしまうかもしれません。
勿論、税理士事務所も司法書士と連携して作業を進めていくと思いますが、その場合は、設立後の税務署への届け出や会計業務もいっしょにお願いできるというメリットがあります。
実際に私も税理士事務所さんから会社設立のお仕事をいただくことは多々ありますので、会社を作りたいという人が税理士さんに駆け込んでいる姿が見受けられますね。
しかし、私も司法書士としては起業の最初の入り口は司法書士にしてもらいたいと願うばかりです!
税理士さんに頼む問題点としては、司法書士と提携している事務所は大丈夫ですが、司法書士と提携していない場合は書類だけ税理士事務所で作成し、最後は自己で登記申請する形になる場合ですね。専門家からの適切なアドバイスも受けられない可能性があります。
事業内容一つについてもいい加減に作成すると後々面倒なことになる可能性もあります!
また、司法書士は電子定款認証に対応していますので、これを使えば定款認証代金がお得になります!
次に、会社設立について行政書士に依頼する場合もあると思います。行政書士は書類作成のプロではありますが、登記自体は出来ません。たまに、登記もできるかのようにうたっている行政書士もいますが、行政書士が無資格で会社設立の申請書を作成した容疑で逮捕された事例もありますので、非常に危険です。
以上から登記自体は司法書士にお願いすることがベストと言えます。他の士業を窓口とする場合も司法書士との提携関係などを確認すると良いでしょう。
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