司法書士の加陽麻里布です。
本日はまた試験の話です。司法書士の簡裁訴訟代理等能力認定考査試験が6月7日に予定されております。
その受験票の発送が5月8日に行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で発送を延期するということになりました。
発送が延期されるということは、受験の内容が変更される可能性があるということになります。すなわち、受験日の変更の可能性があるということになります。
さて、この機会に上記の認定考査について少し記載していこうと思います。
司法書士は認定考査をパスすることで、簡易裁判所で代理人として法廷に立つことができる重要な資格になります。司法書士試験を合格した後にもうひと踏ん張りして是非合格してほしい資格ですね。
過去の合格率は、平成26年は69.8%、平成27年は65.8%、平成28年は59.1%、平成29年に57.5%と、平成30年は43.1%、令和元年は79.7％
ということで、厳しくなる傾向がありましたが、令和元年は大幅上昇でした。
認定考査は70点中40点とれば良いという絶対評価の試験ですので、それも大きく合格率が変動する一因になるかもしれません。
簡裁代理権は司法書士業務の幅を大きく広げる可能性がありますので、是非とも取得したい資格です。
試験日についての不安は尽きませんが、条件はみな同じと思って取り組んでいただけれと思います。
