司法書士の加陽麻里布です。
いよいよ、東京でも緊急事態宣言が終了するのではないかとの話が出てきました。
本日は、最も影響を受けた産業の一つである外食について書いていこうと思います。
まず、外食産業の状況ですが、日本フードサービス協会の発表によりますと、3月については前年対比82%との売上となっています。
その内訳をみると、
ファーストフードは93%
レストランは78%
パブ、居酒屋は56%ということでした。
思ったよりも3月は踏みとどまっているように思いますが、4月はさらに悪化が予測されます。
個別企業で見ますと、すかいらーくが1-3月が営業利益99%減の4000万円という報道がありました。
4月まででこの数字ですから4月以降は大幅な赤字になると思われます。
では、5月に緊急事態宣言が終了したとして、各店舗も続々と営業を再開してくることが予想されます。
ここで、気になるのは街(特に夜の街)に賑わいが戻ってくるのか?ということです。
私の予想では、やはり、当面は厳しいのではないかと思います。
理由はいくつかあるのですが、おおむね以下のようなものです。
①いまだに感染が怖いので外食を控える
②テレワークの広がりにより、6月以降もかなりの人がテレワークになると推察されます。周りの会社に聞いても、当面は現状のままという声を聴きます。そうなると、自然と外食率は低下すると思われます。
③オンライン飲み会が意外なほど広がっているので、お金もかからないで済むので、特に若者層の飲み屋離れが進んでしまった
といったことが考えられます。6月の夜の街の状況がどのようになるのか?非常に心配されます。
皆さんはどう思いましたでしょうか?