司法書士の加陽麻里布です。
スターダム所属のプロレスラー木村花さんが22歳という若さでこの世を去りました。ご冥福をお祈りいたします。
私もプロレスをたまに見に行きますので、非常にショックでした。
今回、木村さんの件でインターネット上の発言に対する責任が改めて問われています。
日本では、表現の自由が守られています。これは最大限尊重されるものだと思います。
しかし、何でも言っていいという話ではなく、自由には責任が生じます。
現在、木村さんを誹謗中傷したアカウントが次々と削除されているといいます。
まさに卑怯者以外の何物でもありません。ネットは匿名ゆえにメリットも多いですが、匿名ゆえに実社会では起こりえない、卑劣、卑怯な行為が横行しています。
その原因の一つは、結局何を言っても取り締まられることは無いという現状です。
発信者情報を開示しようとしても裁判、弁護士など時間とコストがとてもかかります。
その様ななか、高市総務大臣も発信者情報の開示が容易になるようにできるか検討をする答弁をされたようです。
これは、ネットで情報を配信するものにとっては非常にありがたい話です。
今後の審議の動向を注意深く見守ってい行きたいと思います。
残念なことに、人の命が失われて物事が変わるということがあります。
ネットは匿名でも全く構いませんが、匿名を盾にした卑怯な行為は許されるものではないと考えています。
健全なネット社会の発展を期待するばかりです。
あさなぎ司法書士事務所
代表 カヨウマリノ