司法書士の加陽麻里布です。
弁護士史上最大の破産が発生しました。東京ミネルヴァ法律事務所です。
なんと負債は51億円とも言われており、驚愕です。
売上はかなり低そうですので、とても銀行借り入れではないでしょう。
その負債の中身は、もちろん過払い金と思われます。
過払い金はブームは過ぎたものの、弁護士にとって新しい市場、いわゆる美味しいビジネスと考えられていました。
しかし、今回はそんなに簡単な話では無いようです。すでに報道もされていますが、元武富士の社員が実質支配していた、上場会社の傘下になっている広告会社に相当な資金が流れていたなどです。
大切なお客様のお金を預かる業務が士業にはあります。過払い以外にも相続や債権回収など。
預り金が流用されたり無くなってしまったとなれば士業への信頼が低下するだけではなく、今後新たな規制が設けられる可能性があります。
これは、士業全体にとっても非常に重要な事件と思いますので、今後の動きに注目したいと思います。
あさなぎ司法書士事務所
かようまりの