司法書士の加陽麻里布です。
現在、日本に司法書士は23000人ほどいます。毎年600~700人ずつ増加しております。
司法書士が不足しているというニュースは特に聞いたことが無く、むしろ司法書士は足りているのではないかという話をよく聞きます。
では、この様に司法書士がどんどん増えていて大丈夫なのでしょうか?
私は各分野で司法書士が関われる仕事は増えていると感じています。
①登記以外の仕事が増えている!
認定司法書士は簡裁代理権も付与されます。以前は無かった仕事ですが、今では、多くの司法書士がこの業務にも取り組んでいます。また、債権回収、債務整理といった仕事もあります。
また、コンサルティングのような仕事も増えているといえます。
②登記も増えている!
企業の活動も複雑になっている現代社会ですが、例えば組織再編が多く行われる、新株予約権などの新しい仕組みができてきていることにより登記が増えている。
また、ベンチャーを起業する人もどんどん増えています。
司法書士は衰退産業、AIにとって代わられるとの意見もありますが、このように、少し考えただけで色々な仕事が世の中に創出されています。
これに対応するのも司法書士の役目です。従来型の仕事だけではなく、新し仕事を探す嗅覚を身に付けて行く事が必要だと強く感じました。
一方で、競争も激化しているのは間違いありません。特に、新規参入した司法書士はとても厳しい競争にさらされます。
独立後に仕事をどの様にとれば良いのか?など疑問がたくさんあると思います。
私のYouTubeチャンネルでも司法書士の独立に関するいろいろな情報を上げています。
是非ご覧ください。
あさなぎ司法書士事務所
かようまりの