司法書士の加陽麻里布です。
本日は経済ニュースを。
みなさんは雪国まいたけをご存知でしょうか?
スーパーなどでもおなじみのキノコ関連の事業を行っている会社です。
こちらは1983年に設立の老舗で、売上高は500億円ほどになる大型の上場になります。
ここで、あれっと思われる方もいるかもしれません。
この、雪国まいたけはもともと東証2部に上場していましたが、2013年に不適切会計が発覚し、その後創業家と経営陣が対立するなどのドタバタ劇が発生し、ニュースをにぎわせました。
その後、投資ファンドであるベインキャピタルの子会社になり、上場廃止となっていました。
その後、同社のもとで再建が進み、コメ卸大手の神明ホールディングスの資本が入るようになり、神明の子会社化となったようです。
上場というと、ベンチャー企業のイメージが大きいですが、雪国まいたけの様にかつての上場会社が再上場というニュースもあります。
現在、東証は非上場化を促すことも含めた市場の再編を計画しています。
より、柔軟な市場で、再チャレンジも可能となれば経済活性化にもつながるかもしれませんね。
時代時代にあった、上場企業の在り方を見つけることも大事になりそうですね。
あさなぎ司法書士事務所
かようまりの