司法書士の加陽麻里布です。
皆さんはESG投資という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
まだまだマイナーな言葉ですが、本日紹介したいと思います。
ESGとは環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)のことであり、従来の財務諸表中心の投資ではなく、企業のサスティナビリティや環境などの地球全体の要素を考慮して投資を行っていこうという考えです。
SDGsと合わせて注目されている概念と言えます。
こちらのESG投資について東京証券取引所がESG情報開示実践ハンドブックを公表し、上場企業のESG投資を支援しています。
ハンドブックは4つのステップから構成されています。
①ESGの課題とESG投資を理解すること
②企業の戦略とESG課題の関係性を考える事
③監査と執行として目標値の設定やガバナンスについての取り組み
④情報開示をしていくこと
が4つの構成要素となっています。
年金資産の様に長期的視点で資産の運用をする機関や、議決権行使助言会社などもふくめてESG投資は一つの指標として注目を集めています。
企業が地球全体にとって良い方向に導くことも今や投資の役割と言えるでしょう。
みなさんも、この様な概念が誕生していることだけでも理解していただければと思います。
あさなぎ司法書士事務所
かようまりの