司法書士の加陽麻里布です。
先日、ブロックチェーンの仕組みを使って、不動産や会社の登記を記録したいというようなことをお話になっている会社の話を聞く機会がありました。
釈迦に説法ではありますが、ブロックチェーンは暗号資産などで活用されている技術ですが、分散型台帳システムと呼ばれる取引参加者による記録システムと言えます(あってますでしょうか??)
いずれにしましても、登記はブロックチェーンの考え方と非常にマッチするもので、それにり、低コスト、正確に記録が出来るということになります。
北欧などの国では行政サービスにブロックチェーンを取り入れようという話もありますが、今後、登記をブロックチェーンで行うということが普及するかもしれませんね。
そうなると、登記の作業をしている司法書士の役割はどうなるのか?など考えることは大きいですね。司法書士という観点では、AIよりもブロックチェーンのほうが脅威になるのではないでしょうか?
ただ、司法書士業務でも取引の本人確認などは単なる記録以上の役割がありますので、そういった点からも十分な議論が必要ですので、法改正も含めて遠い将来の話にはなると思います。100年後の登記がどうなっているかは予想は難しいですが、想像することは面白いですね。