司法書士の加陽麻里布です。
少し、遅くなりましたが、資格試験としての税理士試験を少し分析してみたいと思います。(動画でも上げておりますので是非ご覧ください)
まず、2022年の合格に関するデータは以下にあります。
まず、地域ですが、これはイメージ通りですが、東京、大阪、名古屋が圧倒的に多く、合格者の73%を占めています。
都市圏のほうが専門学校なども充実しているということもあるでしょうが、オンライン専門学校も増えてきているので、今後どうなるかは気になるところですね。
さて、今回最も取り上げたいところで言えば、年齢別の合格率です。
41歳以上は11.5%ですが、25歳以下は30.9%ということでなんと3倍近くの差があります。
41歳以上をもう少し細かく出してほしいところですが、中年以上の人には厳しい結果となっています。
最初に、簿記論、財務会計論など入りやすい試験から受ける人が多いと思いますが、全科目の平均合格率は16.7%に対して、簿記論23%以外は似たり寄ったりの合格率でしたので、中年の人が難しい試験を受けているため、合格率が下がっているというほどでもなさそうな印象です。
やあはり、資格試験は早めに始めるに越したことはないというデータを表してくれていると思います。
もちろん勉強だけではなく、中年くらいの人は社会での地位も上がり、仕事にもより力を注ぐ必要はあるでしょうし。
中年以上に人気の資格の代表例となっている税理士ですが、なかなか中年層には厳しい結果となりました。是非41歳以上ももう少し細かく合格発表もしてほしいとも感じました。
合格された方本当におめでとうございます!