司法書士の加陽麻里布です。
本日、yahooニュースにとても素晴らしい人の記事が載っていました。
56歳で法科大学院に入学、60歳で司法試験に「一発合格」元トヨタ社員の奮闘
こちらの加藤弁護士ですが、60歳で司法試験に見事に合格され、その後現在まで10年以上にわたり活躍されています。
また、この方のキャリアから推察するに、法務部から労組に移られておりますが、常に第一線で経営陣と交渉してきたと思います。法的な知識や判断力も相当だったと思います。また、内閣府の参与にも抜擢されるなどもともと第一線で活躍してきた人と言えます。
現在は、トヨタの労組で経験を活かし、実績に基づいた信念をもって、弁護士として活躍されています。
シニアの方が資格で第二の人生を!ということを何度も取り上げていますが、やはり、まったくゼロの人が資格を取ってもなかなか活躍できない面もあると思います。それまでのキャリアが資格取得後の実務に影響していくことはもちろんあります。
加藤さんのように素晴らしいキャリアの方が、ある意味見本を見せてくれていると感じました。
とはいえ、合格しなければ無駄な努力になりかねません。是非、資格に挑戦中の人には合格を勝ち取っていただき、それぞれの人生を進めていただければと思います。