司法書士の加陽麻里布です。
最近、色々な法人を紹介するシリーズをやっておりますが、今回は司法書士法人です。
士業の法人と言えば監査法人が一番歴史があり有名でしょうか。平成に入って、各士業に法人が認められてきております。士業と言えども組織的な運営が求められる時代になってきております。
司法書士法人は2002年の司法書士法改正により認められた制度です。2名以上の司法書士により設立できます。また、1名が脱退等で1名だけ残った場合はその状態が半年以上続くと解散になってしまいます。
ただし、この点は2019年の法改正で今後は一人での司法書士法人の設立も可能になってきます。
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00381.html
さて、そんな司法書士法人を作るメリットは何でしょうか?
①信頼性・・・法人とつくと何か大きなイメージがありますね。
②支店・・・支店を作ることができます。
③営業・・・営業面で有利になります。銀行などは司法書士法人としか取引しない場合もあります。
④税金・・・所得が大きくなると所得税は累進課税になります。一方で法人税は一律ですので、所得が大きくなった場合は税金が安くなる可能性があります。
次にデメリットを見ていきましょう。
①社員を複数入れる場合は喧嘩になったら大変です
②株式会社と同じように、法人ですので、各種の税金やそれに関する届け出、社会保険などの手続きが必要になってきます。要は事務手続きは個人事務所より大変になります。
③司法書士会への会費が増える。
今まで紹介出来ていなかったので、紹介させていただきました。
あさなぎ司法書士事務所もいずれは大きい司法書士法人にしていくのも良いですね!
その時は自分で登記します(笑)
カヨウマリノ