司法書士と災害
司法書士の加陽麻里布です。
昨日、熊本県で河川が氾濫し大きな被害が出ているとのニュースがありました。
そこで、今回は災害が発生したときの司法書士や司法書士会の対応をご紹介したいと思います。
調べてみると各司法書士会は市町村と災害時の対応について協定を結んでいることがあるようです。すなわち、大規模な災害で、多くの被害者が出た場合などに土地に関する問題や、相続に関する問題、債務に関する問題が発生する場合があります。
そういった問題について無料相談会や電話での相談を受け付けることにより社会に貢献していこうというものになります。
東日本大震災の時にも各種の無料相談が行われました。また、会員に対しても資金の貸し付けや会費の減免などの支援策を講じています。
また、司法書士会連合会においても災害時のための基金を設置するなどして、資金面からもサポートする体制をとっているようです。
災害が発生したときはどうしても法律上の問題が発生してきます。そのようなときに司法書士として専門知識を有する者が無料で相談を実施することで、司法書士への信頼も高まっていき、長い目で見れば業界が発展していくという事が言えると思います。
あさなぎ司法書士事務所
かようまりの