司法書士の加陽麻里布です。
みなさんはクラウドサインをご存知でしょうか?
弁護士ドットコムが提供する電子契約サービスですね。
業界シェアは80%と圧倒的なようです。
まず、電子契約を導入することで、紙での製本作業や代表印の押印の作業がなくなることが大きなメリットとなり、すごくスピーディーに契約を締結することができます。
河野大臣の脱ハンコの発言が電子契約書を急速に推し進めていますが
最近私も、電子契約書で契約を作成することがありますが、とてもスピーディーであっという間に契約ができます。
その他にも契約書の保管の必要がありません。
さらに、なんといっても、印税がかからないということが最大のメリットと思います。
号 | 文書の種類 | 印紙税額(1通又は1冊につき) |
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※ 第1号文書と第3号文書から第17号文書とに該当する文書で第1号文書に所属が決定されるものは、記載された契約金額が1万円未満であっても非課税文書となりません。
(注) 平成9年4月1日から令和4年3月31日までの間に作成される不動産の譲渡に関する契約書のうち、契約書に記載された契約金額が一定額を超えるものについては、税率の軽減があります(詳しくはコード7108をご利用ください。)。
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2 | [請負に関する契約書] 工事請負契約書、工事注文請書、物品加工注文請書、広告契約書、映画俳優専属契約書、請負金額変更契約書など |
※ 第2号文書と第3号文書から第17号文書とに該当する文書で第2号文書に所属が決定されるものは、記載された契約金額が1万円未満であっても非課税文書となりません。
(注) 平成9年4月1日から令和4年3月31日までの間に作成される建設工事の請負に関する契約書のうち、契約書に記載された契約金額が一定額を超えるものについては、税率の軽減があります(詳しくはコード7108をご利用ください。
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クラウドサインは1件200円かかるとのことですので、少額の契約が大きい会社にはあまりメリットは無いかもしれませんが、大きな契約が大きい会社では相当なメリットがありそうですね。
近い将来、電子契約が当たり前になる時がきそうですので、ちゃんと時代に乗り遅れないようにしないといけませんね!
あさなぎ司法書士事務所
かようまりの